はじめに
北海道生まれの道民にとってソウルフードである「やきそば弁当」。
前回は東京でのちょっとしたエピソードや定番ソース味を中心に紹介しました。
今回はその続きを書きたいと思います。
テーマは「味のバリエーション」と「私のお気に入りの味」についてです。
やきそば弁当の主なバリエーション
やきそば弁当には、定番ソース味のほかにもいくつかの味が販売されています。
期間限定品も含めるとかなり種類が多いです。
東洋水産公式ページに掲載されているラインナップは以下の通りです:
- ソース味(定番中の定番)
- 5種の具材入り 中華風醤油味 — 醤油+オイスターソース風味。具材も彩り豊か。
- ねぎ塩味 — ごま油と香味ねぎを効かせたさっぱり系。
- たらこ味バター風味 — 濃厚なたらこソースとバター風味。太麺が特徴。
- ちょい辛 — どろソースベースにスパイスでピリ辛テイスト。
- 大判・でっかいやきそば弁当 — 麺量が多めのボリュームタイプ。
- やきうどん弁当 利尻昆布だし醤油味 — 焼きそばではなく「うどん」。昆布だし醤油味でリアルタイプ。
さらに、2025年9月に登場したのは以下の新フレーバーです:
- 5種の具材入り 中華風醤油味(再掲)
- 北見焼肉味 — 北海道北見の焼肉のたれ風でポークの旨みが特徴。
私のお気に入り
私は定番のソース味しか食べてこなかったのですが、あるとき試した「ちょい辛」味にすっかりハマりました。
ソースの甘みにピリッとした辛さが加わり、味が引き締まって最後まで飽きずに食べられるのが魅力です。
今では常に家にストックしていて、むしろこちらが自分にとっての定番になっています。
ふと考えるのは――もし東京で試食会をしたときに「ちょい辛」を出していたら、後輩たちも「これ美味しい!」と素直に言ってくれたのかもしれません(笑)。
他の味についての感想
ちょい辛味に出会う前にもいろいろな味が出ていましたが、手に取ったのは「甘口」くらいで、他はほとんど試していませんでした。
そんな中、第1回でも登場したYouTuberのリュウジさんが「たらこ味バター風味」を絶賛。
私はピンク色のパッケージを見て「これは美味しくないだろう」と偏見を持っていたのですが(笑)、翌日スーパーで購入して食べてみると――驚き。
たらこの香りと風味が想像以上に強く、結局リュウジさんと同じ反応をしてしまいました。
その勢いでホタテバター醤油や北見焼肉味も試しましたが、どれも香りと風味のクオリティは高く、インスタントを超える完成度。
ただしリピートするほどではなく、結局は定番ソース味とちょい辛味に落ち着いています。
道民のDNAなのかもしれません(笑)。
まとめ
「やきそば弁当」は、ただのインスタント食品ではなく、道民の生活に根付いた味です。
北海道に住んでいると当たり前すぎて意識しませんが、道外に出て初めて「これぞ北海道のソウルフード」と気づきます。
最近では通販やお取り寄せでも購入できるので、「現地に行かないと食べられない」というわけではありません。
北海道旅行の思い出に買うのも良し、まずはお取り寄せで試してみるのもおすすめです。