🤯 心理的な迷い
投資方針の決定に至るまで、私は何度も堂々巡りをしたわけですが…
- オルカンに絞れば、米国が伸びたときに後悔しそう
- 米国株に絞れば、アメリカが失速したときに不安
- 将来「やっぱりあっちにしておけば」と思うのは嫌だ
- 途中で売って乗り換えるのは投資的に最悪(税金・手数料・機会損失)
結局、どちらを選んでも心がざわつく。
その不安を避けるために、私は「両方を持つ」という道を選びました。
🔄 逆転の発想
混ぜて考えるのではなく、別々に考える。
- オルカンはオルカンのリターンで満足
- S&P500はS&P500のリターンで満足
それぞれ完成された商品だからこそ、別物として受け止めればいい。
この逆転の発想で、ようやく自分の中で腑に落ちました。
🧪 実際にやってみて
実際に投資を始めてみると、この方針は私に合っていると感じました。
一時期、米国株が好調すぎて「米国7:オルカン3」に比率を寄せたこともありました。
つまり、さっそく投資方針がブレて、いじってしまってるのです(笑)。
ですので、もしオルカンだけを買っていたら――
遅かれ早かれ、私は絶対にS&P500を追加購入していたはずです。
でも結局「計算が面倒くさい」という理由で半々に戻しました。
やっぱり半々が自分にとって「ちょうどいい塩梅」だったのです。
📉 リスク許容度とメンタル
株価の下落にどれだけ耐えられるかを「リスク許容度」といいます。
頭では理解していても、心は簡単についてきません。
- 株価が下落しても「売らない」と決めていても、メンタルは削られる
- 今年4月のトランプ相場で、S&P500は大きく下落、オルカンは下落幅が小さかった
- 「やっぱりオルカンにも入れておいてよかった」と安心した自分がいました
暴落を経験した先輩投資家たちが「心を守ることの大切さ」を説く理由を、身をもって実感しました。
🧻 ペラペラメンタルの正体
投資を始めて5年目。
私のリスク許容度なんて ペラペラの紙みたいに薄っぺらい ものでした(笑)。
頭では「株価が下落しても売らない・売るという選択肢は存在しない」と理解していても、心が完璧にはついていかない。
数%の違いでも「オルカンを入れておいて良かった…」とちょっと安心してしまう自分がいるのです。
つまり私は、長期投資を続けることは自体は(たぶん)できそうだけど、「効率よりもメンタル安定」を優先しないと 正直つらすぎるタイプ なのです。
そして、それに気づけたこと自体が大きな学びでした。
✅ まとめ
投資で一番大事なのは「数字の効率性」ではなく、自分が続けられること。
私にとっての答えは“オルカン半分+S&P500半分”。
中途半端かもしれませんが、この方法が メンタル安定 を保ち、長期投資を継続する力になっています。
暴落に耐えられるリスク許容度を、これからも少しずつ鍛えていきたいと思います。