【本紹介:第12回】
世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生
~初心者にやさしい、でも“使える”~

本紹介

【基本情報】

  • 書名:世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生 
  • 著者 / ショウ
  • 出版社:ソーテック社
  • 価格:1760円(税込)
  • 発売日:2023
  • ページ数:232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4800721245
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4800721242
  • ジャンル:マネー本/資産運用入門

(出典:Amazon商品ページ)

📖 内容紹介

「なぜ高配当株なのか」→「指標の見方(配当利回り・配当性向・ROE/ROA・PER/PBRなど)」→「スクリーニングの手順」→「分散とポート設計」→「買い方・売り方のルール」→「定期点検のコツ」まで、入門者が“最初の型”を作るための実務フローを図解中心で解説。

難しい数式は極力排し、用語の意味/どこをどう見るか/何を避けるべきかがスッと入る構成です。はじめの一歩で迷わないためのチェックリストも充実

💭 感想

日本高配当株に取り組み始める前に読んだ本の2冊目です。

前回紹介した「なのなのさん」の著書と比べると、より初心者向きに書かれている印象です。

【本紹介:第11回】
月41万円の“不労所得”をもらう
億リーマンが教える 「爆配当」株投資
~実践的な日本高配当株投資の入門書~
【基本情報】書名:月41万円の“不労所得”をもらう億リーマンが教える 「爆配当」株投資 著者 / なのなの出版社: KADOKAWA 価格:1650円(税込)発売日:2023年ページ数:288ページISBN-10 ‏ : ‎ 4046065...

図がふんだんに使われて読みやすく、どの日本高配当株を購入するかというスクリーニング基準(PER・ROEなど)の説明がとても平易です。全体的に視認性が高く、迷いにくい作り。

また、“とりあえずここから”の鉄板銘柄も紹介されており、まずは少額で買って運用しながら学ぶスタンスの人にも向いていると感じました。

初学者が「利回りだけで選ぶ」失敗を避けつつ、増配や財務の健全性まで目配せできるようになる、良い導入書だと思います。

🌟 総評

  • 誰におすすめ?
    高配当株をこれから始める人、指標の見方と銘柄選定の“型”を素早く身につけたい人。
  • この本で得られること
    利回り“だけ”に偏らず、増配傾向・配当性向・ROE/ROA・自己資本比率まで含めて総合判断する考え方。
  • 活用のコツ
    本のチェックリストをそのまま使って、自分用スクリーニング表を作成 → 20~25銘柄の分散ポートを試作 → 四半期ごとに見直しルールで運用習慣化。
  • ひと言まとめ
    「やさしい」だけじゃなく“使える”。 高配当デビューの最短コースになる入門書。
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