【投資・資産運用:第23回】
高配当株の比率を増やした理由
~投資脳とメンタルの折り合い~

投資・資産運用

💡 はじめに

前回は、2024年に進めてきた投資のステップの積み重ねの結果として、2025年1月時点での私のポートフォリオがどうなったのかをご紹介しました。

【投資・資産運用:第22回】
資産ポートフォリオの公開(2025/01)
~投資にどっぷり感~
💡 はじめにここ最近は、2024年に進めてきた投資のステップについて書いてきました。今回は、その積み重ねの結果として、2025年1月時点での私のポートフォリオがどのような構成になっているのかをまとめて紹介します。📊 (再掲載)2024年8月...

その中で、特に高配当株投資の比率が大きくなってきていたのですが、今回はその理由について書いていきたいと思います。

🔁 当初の基本方針 → 現在の指針

私が投資を始めた2021年6月は、いろいろと軸はブレたわけなのですが、基本方針は

米国インデックス「S&P500」と全世界インデックス「オルカン」を半額ずつ購入する

というものでした。

私の投資の基本方針について、詳しくはこちらから第4~6回の記事をご覧ください👇


その後、投資商品について多くの知識がついていって欲しくなった結果、現在は前回公開のポートフォリオのようにいろいろな銘柄を保有している状態になっています。

特に高配当株投資の比率が大きくなっており、最終的には「インデックス投資:高配当株投資=2:1」の比率で購入していく、という長期投資指針に変更しています。

これは、不労所得の心地よさに味をしめて比率を上げている、という節もありますが……(笑)

私が不労所得に味をしめたときの話について、詳しくはこちらから第9~11回の記事をご覧ください👇

💭 高配当株投資を選んだ“2つの理由”(第10回の再掲+補足)

1つ目は、インデックス投資は、老後の自分のために「今」のお金を送る作業なので、現在の生活が潤うわけではなく、メンタル的にしんどいということ。

一方で、高配当株投資で不労所得を得られれば、「今」の生活の幸福感を高めてくれるので、メンタル的に付き合いやすい投資スタイルになると感じました。

2つ目は、インデックス投資の長期投資の先に存在する「取り崩しの問題(出口戦略)」です。理論上の王道は「4%ルール」ですが、実際に自分がその場面に立ったとき、

  • 「せっかく育った資産を取り崩す決断ができるのか」
  • 「もう少し待てばもっと増えるかも、と欲をかかないか」

――ここがかなり怪しい。私は基本的に自分のことをあまり信用しないようにしています(笑)。

高配当株の場合は自動的に配当金が入るので、こうした“取り崩す勇気”の問題が起きにくい、という点が自分には合います。

📈 比率を増やした“さらに2つの理由”(ここが今回の本題)

ここからが今回のコアです。高配当株の比率を増やした理由は、次の2つです。

① 不労所得が“幸福感に結びつく”水準にしたい

まず、不労所得額がある程度まとまっていることが、私の感覚的には大事でした。

配当金が少額すぎたので、せっかくの不労所得も体感としては薄く、生活の充足感に直結しませんでした。

私の投資先の配当は「おおよそ投資元本の約3%以上」を目安に選んでいます。

「年間でこのくらい使えると幸福感が上がる」という私の金額感から逆算して、追加投資を行いました。

さらに、毎年の増配が期待できる銘柄を選んでいるので、年々お小遣いが増えていくというモチベーションも生まれます。

② 投資脳による“配当再投資クセ”への対抗策

もう1つは、ここが正直いちばんのネックだったのですが、せっかくもらった配当金を再投資してしまうクセがあったこと。というか、放っておくと余剰資金を全部、投資に突っ込んでしまうぐらいの感じです。

いわゆる“投資脳”が強くなってしまった結果、倹約が度を越し、使うのが下手になって、目の前の幸福感まで大きく削ってしまった時期がありました。

思い返すと、株式市場にできるだけお金を投資することばかり考えていた1~2年前は、どこか心が乾いていた感覚があります。

不労所得まで投資に回してしまう――これでは“使うための不労所得”という私の本来の目的とズレます。

そこで、①の不労所得額の底上げとその使い道を改めて徹底する、という方針に改めました。

「不労所得=今の自分のための自由なお小遣い」

増額によって、配当金の使い道をある程度具体的に考えられるようになったことが功を奏し、今回はこのルールを意外とすんなり受け入れることができました。

その結果、投資にしっかり集中しつつも、適度にガス抜きができる——自分にとってちょうどいいメンタルバランスを組むことができたと思います。

✳️ 方針を徹底してから

以上のように、「不労所得はしっかり使う」という方針を徹底してからは、投資脳による過剰な倹約がだいぶ緩和されました。

「あのくらい配当金をもらっているから、このくらいは使っても大丈夫」と考えられるようになり、財布のひもがほどよく緩む感覚を取り戻せたと思います。

補足すると、私は家計管理の中でセルフお小遣い制を採用していますが、毎月のお小遣いは使い切らず、年間では余らせて結局投資に回してしまう傾向が強いタイプです。

今回の「不労所得は“自由に使う”」の徹底は、このクセを踏まえた上での実務的な解でもあります。

効率だけを追うやり方ではありませんが、“無理なく続けられる方法”としては、今のところこれが最適だと感じています。

🧭 今後の方針

今回の高配当株への投資は、いわゆる一括投資でほぼ完了しました。

VYMのETFは毎年一定数を買い増す方針ですが、それ以外の銘柄に関しては今後の大きな追加投資の予定はありません。

そのため、前回公開したポートフォリオの比率で、高配当株投資の割合が予定よりも大きくなっています。

このまま放置し、増配により不労所得がじわじわ育っていくのを待つフェーズです。

大きく値下がりしたときに、手元に余剰資金があれば、少しずつ拾うくらいのスタンスで考えています。

✅ まとめ

  • インデックス:高配当=2:1にした背景は、「今の幸福感」と「出口の安心感」を重視したため。
  • 配当は“自由に使う”と決めることで、投資脳とメンタルの折り合いがついた。
  • 不労所得が体感できる水準になるまで逆算して比率を増やした。
  • いまは持ち続けて育てるフェーズ。焦らず、市場に居続ける。

今後も、引き続き市場に居続けながら、自分に合った投資設計でコツコツ進めていきます。

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