【本紹介:第7回】
「エッセンシャル思考」
~本質を知り選択と集中の重要性~

本紹介

基本情報

  • 書名:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
  • 著者・翻訳 / グレッグ・マキューン・高橋璃子
  • 出版社:かんき出版
  • 価格:1760円(税込)
  • 発売日:2014年
  • ページ数:320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 9784761270438
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4761270438
  • ジャンル:自己啓発/ビジネス書

(出典:Amazon商品ページ)

内容紹介

『エッセンシャル思考 ― 最少の時間で成果を最大にする』は、グレッグ・マキューン氏による自己啓発/ビジネス書です。

「より多くをこなす」ことではなく、「本当に重要なことに集中する」ことの大切さを説いた一冊です。

現代人は仕事やプライベートで選択肢があふれ、つい「あれもこれも」と抱え込みがちです。

しかし、それではエネルギーも時間も分散してしまい、成果は出にくい。

そこで著者は「本質を見極め、やるべきこと以外は切り捨てる」というシンプルかつ強力な思考法を提案します。

本書では「選択」「トレードオフ」「ノイズを排除」といった具体的なキーワードをもとに、何をやめて、何に集中すべきかをわかりやすく解説しています。

感想

私は30代前半、仕事がうまく回らなくなった時期がありました。その頃から仕事術や自己啓発系の書籍を読むようになり、読書習慣がつきました。

成功者の経験や考え方を読み漁り、共通点を探し、自分に取り入れる。

そうするうちに徐々に仕事の問題が改善していったのですが、その中でも特に大きな影響を与えてくれたのが『エッセンシャル思考』でした。

この本から学んだのは、「本質をつかみ、自分にとって本当に重要なことに優先順位をつけ、選択と集中を徹底する」という考え方です。

それは単なるテクニックではなく、私の考え方の基盤そのものに深く根を下ろしています。

「時間が足りない」「タスクが多すぎる」と悩む人にとって、この本はただの効率化の指南書ではなく、「人生や仕事をどう選び取るか」を考えさせてくれる指針になると思います。

総評

『エッセンシャル思考』は、タスク管理術や効率化のハウツー本とは一線を画す一冊です。

単に「効率を上げる」ではなく、「やるべきことを選ぶ」ことこそが成果を生むという本質的なメッセージが強烈です。

ビジネスパーソンだけでなく、学生や主婦、フリーランスなど、選択肢が多く時間に追われるすべての人におすすめできます。

「今の生活や仕事を整理したい」「やることが多すぎて悩んでいる」という人は、きっと新しい視点を得られるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました