【基本情報】
(出典:Amazon商品ページ)
📖 内容紹介
この本は、著者が会社員時代からやっていた、「給料の生活ゾーンは壊さずに、投資で増やす」という考え方を、実際に使っていた4種類の株式投資の型に分けて紹介した本です。
- まずは“いま伸びている株”に乗るタイプの手法がある
→ モメンタム系・上昇トレンド系。細かい条件は本で確認。 - 日本株ならではの“時期で買われやすくなる株”を狙う手法がある
→ 優待やイベントなどで需給が入りやすいところを取るタイプ。どの時期かは本に譲る。 - 伸びている株の中から、業績の質でふるいにかける手法がある
→ 「上がってるなら何でも」ではなく、ちゃんと稼いでいる会社だけ残す考え方。 - 決算をきっかけに注目された株に素早く乗る手法がある
→ 決算で材料が出た銘柄に資金が集まりやすい流れを取るタイプ。見るべき数字は本で。
つまりこれは、一度に4つを全部やる本ではなく、資金が増えてきたときに段階的にレベルを上げるための4本立てです。
どれも日本の個人投資家が手を動かしてできる範囲に収まっています。
🎯 この本が想定している読者
逆に、完全放置で積み立てたいだけの人は、この4つ全部をやる必要はないです。できそうなやつを1つ拾うだけで十分です。
💭 私の感想(2025年10月30日に読了)
タイトルの通り、日本の個別株投資によって、元手300万円から5年間で1億円をつくることに成功したkenmoさんの4つの投資法について、実体験を交えて丁寧に書かれている本です。
比較的少額の元手から短期間で資産を大きく増やしたい人にとって、基礎的な考え方と手順をまとめて学べる一冊だと思います。
この内容を独学で身につけようとすると相当な時間と試行錯誤が必要になるはずで、これを2,000円前後で買えるのは、コスパ・タイパともにかなり良い部類の本だと感じました。
一方で、この本に出てくる「資産規模に応じて使い分ける4つの投資手法」はとても参考になるのですが、それ以前に、とくに中小型株をどう選ぶかという“土台の知識”がどれくらいあるかが勝負になると思います。
株の勉強を続けて「これはいける」と思った銘柄を買っても失敗することはあります。
株価を完璧に読むことは誰にもできませんが、勉強しておくことで“当たる確率”を上げることはできます。
また、4つの投資法のうち最初の手法では、元手の300万円を数銘柄にある程度まとめて入れる局面が出てきます。ここにはそれなりの自信と度胸と勇気が必要です。
十分な知識がない段階でこれらの手法だけを真似してしまうと、それは投資というより「うまくいけば投機、悪ければただの博打」になってしまい、失敗確率は一気に高まると思います。
あくまでこの本は導入・動機づけとして使い、その後に継続的な勉強期間をきっちり取って、そこから“億り人への一歩”を踏み出すのがよいと感じました。
🔗 私がこの本を手に取った理由
私は、これまで比較的とっつきやすいところから順番に学んできており、「インデックス投資 → 米国高配当ETF → 日本高配当株投資」という流れでした。
日本高配当株では個別株では、事前に3か月程度の情報収集と勉強をしてから選定・購入を実施しました。
当時はそれなりに苦労したという感覚はあったのですが、結果的にあまり傾きそうにない超成熟企業を中心に選んだので、今思うと比較的ラクでした。
中小型株はチェックポイントが多く、知識が追いついていないと自覚していたので手を出していませんでした。
そこで次の一歩としてこの本を手に取ってみた、という経緯です。
紹介されていた投資法はどれも初めて知るものばかりで、とても勉強になりましたし、個別株にも興味が湧きました。
ただ、正直に言えば、kenmoさんとまったく同じリスクの取り方をするのは私にはちょっと心臓に悪いので、今後きちんと勉強したうえで、自分の許容できる範囲でチャレンジしていこうと思います。
✅まとめ
良かったところ
注意しておきたいところ
