【基本情報】
(出典:Amazon商品ページ)
📝 どんな本か
ベストセラー『エッセンシャル思考』の“実行フェーズ”にあたる続編的な位置づけ。
前作が「何をやるか(選択)」だったのに対して、本書は「どうやるか(実行)」をテーマに、努力感を減らしながら成果を最大化する原理と手順を示します。構成は3部——
- エフォートレスな精神:重く考えないための心の姿勢
- エフォートレスな行動:最小ステップで前に進める実行術
- エフォートレスの仕組み化:一度決めたことを自走する仕組みへ
“根性で押し切る”路線の反対側にある考え方を、日常に落とし込めるように整理した一冊です。
🎯 誰向けか
💭 感想(2025年11月30日読了)
以前、同著者の『エッセンシャル思考』を紹介しましたが、これは私に最も影響を与えた本の一つです。
『エッセンシャル思考』の紹介記事に興味がある方は下のリンクからご覧ください。
読み終えた当時は満足していたのですが、その後しばらくして『エフォートレス思考』の存在を知り、ぜひ読みたいと思って購入しました。
……とはいえ、記憶はあいまいですが途中まで読んで放置してしまった時期があります(他に優先の本があったのか、読書熱が落ちていたのか?)。
最近になって読書熱が再燃し、ほぼ内容を忘れていたこともあって最初から読み直しました。
改めて通読しての率直な感想は、「こんな素晴らしい内容の本を、なぜ放置したのか……」でした。
この著者の物の見方は、なんだか自分のツボにはまり、多くの新たな気づきと学びを与えてくれます。
『エッセンシャル思考』が「何をやるか」の選択なら、『エフォートレス思考』は「どのようにやるか」の設計法です。
やることを選び、選んだことを“ラクに、確実に”回すための片翼を本書が担っていると感じました。
内容は「精神」「行動」「仕組み化」の3部構成で、どの章にも刺さる点が多いのですが、特に「精神」パートは共感しつつも実戦で高精度に維持する難しさを痛感します。
印象的だった指摘は、「頑張れば成果が出るとは限らない」「頑張りは成功を保証しない」「頑張りすぎるとむしろ失敗する」という点。
私自身、頑張りすぎて体調を崩し、生産性の低い日々を招くというミスを年に数回やらかします。
頭では“努力量=成果”の等式が成り立たないことを理解しているのに、気づくとまた根性に寄ってしまう——だからこそ“軽さを設計する”発想が必要だ、と改めて思いました。
一方で、「頑張らないと成長スピードが落ちるのでは?」という不安も常にちらつきます。
ここがまさに本書のコアで、“ラク=怠け”ではなく、“ラク=摩擦を減らして再現性を上げる”と再定義することが第一歩。
速さは根性ではなく“摩擦の小さい設計”から生まれるという転換に成功すると、スピード感のある成長と心身の消耗の軽減が両立できるはずです。
いわゆる匙加減の調整がカギで、私は今でも調整ミスをちょこちょこしますが、本書は戻る基準を与えてくれます。
「行動」「仕組み化」パートにはすぐ導入できるテクニックが多く、対して「精神」は日々の練度が問われる印象ですが、小さな練習を積み重ねるほど機能してきます。
二冊で選択と実行の両輪が揃う、という位置づけ。本棚に置き続けたい一冊です。
補足:本書は努力を否定する本ではありません。やる気と根性だけでは越えられない壁にぶつかった人ほど効く内容だと私は感じました。頑張りを“設計”に翻訳する方法を教えてくれる本、という読み方が一番しっくりきます。
✅まとめ
良かったところ
注意しておきたいところ
がむしゃらをやめて、設計で前に進む。迷ったら、章末の要点だけでも3分で再読を。
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