🍪 はじめに
前回は滋賀県の老舗和菓子店「たねや」の代表銘菓、ふくみ天平(てんびん) をご紹介しました。

たねやの代表銘菓「ふくみ天平」
~あの最中との再会?~
今回は、たまたま大丸札幌店のデパ地下に買い出しに行った際に「たねや」が出店しており、運良く購入できたので、実食レビューをしていきたいと思います。
📦 箱を開封


今回は他のお菓子もいろいろ買い込んでしまったため、控えめに6個入りを購入しました。
開封すると、丁寧に作り方の説明書が同封されています。
🍫 実食レビュー
まずは最中を組み立てていきます。


「ふくみ天平」は、最中種(もなかの皮)と餡が別々に包装されていて、ひとまとめになっています(左画像)。
包み紙を外して並べました。餡のパッケージには、開け方の説明も丁寧に書かれていて親切です(右画像)。


袋を開けて餡を最中種の上にのせてみると――粒あんの中に、白いお餅がいくつかちりばめられているのが見えます(左画像)。
最後にもう一枚の最中種を重ねて、完成です(右画像)。
私は札幌大丸のデパ地下で「たねや」が出店しているのを見つけたときは、必ず購入するほどのファンなのですが、実食は半年ぶりくらいでしょうか。
一口食べると……やっぱり絶品です。
最中のパリパリとした食感、餡の上品な甘さ、そして中に入ったお餅の柔らかさ――
この三重奏が口の中でほどよく溶け合います。
普段あまり和菓子を食べない私でも、ついもう一つ手を伸ばしたくなる味。
改めて、「ふくみ天平」は和菓子の完成形のひとつだと感じました。
✅ まとめ
「たねや」のふくみ天平は、見た目の上品さ・味のバランス・体験の楽しさがすべてそろった逸品です。
サクサクの最中に、自分の手で餡を挟むという小さなひと手間が、“作る楽しさ”と“できたての味わい”を同時に味わわせてくれます。
お茶との相性はもちろん、ブラックコーヒーにも意外とよく合います。
贈り物にも、自分へのご褒美にもぴったりの一品です。