🔙 前回の続き
前回は高配当株投資をする上で私がどんなことを考え、最終的に購入を決断したのかについてでした。
今回は、私が実際に購入した銘柄とその理由について、そして不労所得を得た感想についてです。
🏁 投資初心者の選択肢
高配当株投資をするにあたって、当時の私はとにかく投資初心者です。
そこでまず「複数の高配当企業にまとめて分散投資できる商品を選ぼう」と考えました。
選択肢は3つ。
日本株については、両学長をはじめ多くの人が「おすすめできるほど良い商品がない」と指摘していました。
そのため、自分で個別株を選んでポートフォリオを組む必要がありますが、当時の私には知識もモチベーションも不足していました。
結果、インデックス投資のときと同じく「全世界株 vs アメリカ株」の構図になり、最終的には「アメリカ株」を選択しました。理由は、当時はアメリカ高配当ETFが多くの人に推されていたからです。
📊 候補にした3つのETF
購入候補は以下の3つでした。
これらはいずれもETF(上場投資信託)で、「キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙える」という特徴があります。
配当金を得ながら株価の上昇も期待できる、まさに“いいとこ取り”の商品群でした。
💡 実在を知って感じたこと
さらに、配当金が毎年上がっていくという──まさに言うことなしの商品。
私も最初は「そんなうまい話あるわけないだろぅ?」と疑っていましたが、調べるうちに 紛れもなく実在する投資商品 だと知りました。
このブログを書きながら改めて実感するのは、やはりお金の知識の重要さ です。
もし勉強していなければ、こういう仕組みを知らずに人生を終えていたかもしれない。そう考えると、今でもぞっとします。
なお、これらを購入する際には米国株の基礎を学ぶために、投資ブロガーとして有名な たぱぞうさんの本 を購入して勉強しました。
✅ 私が選んだのはVYM
3つの中で最終的に私がメインに選んだのは VYM です。理由は分散性と安定感。
VYMは約500銘柄を対象にしており、他の2つ(約70銘柄)と比べてリスクが低いと感じました。
「高配当株は夢がある一方でリスクもある」と考えられるので、一番バランスの取れているVYMを選択しました。
ちなみに、当時はSPYDも購入していましたが、最終的にはVYMに一本化するために売却しました。
🏦 購入のタイミングと証券口座
購入したのは、楽天証券でインデックス投資を始めてから約2か月後のことです。
そのときにはSBI証券を新たに開設し、SBIコンボ(住信SBIネット銀行+SBI証券+三井住友カードの組み合わせ)を活用して購入しました。
楽天証券ではなくSBI証券を使った理由ははっきり覚えていませんが、たしか ETFの購入手数料が無料だった、あるいは 自動積立サービスが便利だった ことがきっかけだったと思います。
💸 初めての配当金
実際に購入してみると、配当金を受け取る体験は想像以上にうれしいものでした。
まだ少額ではありますが、働かなくても“チャリンチャリン”とお金が入ってくる感覚は、確かに「不労所得」そのものでした。
しかも配当金は毎年増配される可能性もある──この仕組みには感激せずにはいられませんでした。
📌 私の投資方針
このときに決めた高配当株投資における軸は、今も変わっていません。
「キャピタルゲインとインカムゲインの両方が、時間とともに増加する投資商品を購入する」