【投資・資産運用:第11回】
不労所得が欲しいんです!購入銘柄とチャリンチャリンの幸福感

投資・資産運用

🔙 前回の続き

前回は高配当株投資をする上で私がどんなことを考え、最終的に購入を決断したのかについてでした。

今回は、私が実際に購入した銘柄とその理由について、そして不労所得を得た感想についてです。

🏁 投資初心者の選択肢

高配当株投資をするにあたって、当時の私はとにかく投資初心者です。

そこでまず「複数の高配当企業にまとめて分散投資できる商品を選ぼう」と考えました。

選択肢は3つ。

  • 日本株
  • 全世界株
  • アメリカ株

日本株については、両学長をはじめ多くの人が「おすすめできるほど良い商品がない」と指摘していました。

そのため、自分で個別株を選んでポートフォリオを組む必要がありますが、当時の私には知識もモチベーションも不足していました。

結果、インデックス投資のときと同じく「全世界株 vs アメリカ株」の構図になり、最終的には「アメリカ株」を選択しました。理由は、当時はアメリカ高配当ETFが多くの人に推されていたからです。

📊 候補にした3つのETF

購入候補は以下の3つでした。

  • VYM(バンガード・米国高配当株ETF)
    •  米国の高配当株約400~500銘柄に分散投資。安定性と分散性が強み。
  • HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
    •  財務健全性の高い約70銘柄に集中投資。厳選された優良企業中心。
  • SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
    •  S&P500構成銘柄の中から高配当株を70銘柄程度に絞り、均等配分。

これらはいずれもETF(上場投資信託)で、「キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙える」という特徴があります。

配当金を得ながら株価の上昇も期待できる、まさに“いいとこ取り”の商品群でした。

💡 実在を知って感じたこと

さらに、配当金が毎年上がっていくという──まさに言うことなしの商品。

私も最初は「そんなうまい話あるわけないだろぅ?」と疑っていましたが、調べるうちに 紛れもなく実在する投資商品 だと知りました。

このブログを書きながら改めて実感するのは、やはりお金の知識の重要さ です。

もし勉強していなければ、こういう仕組みを知らずに人生を終えていたかもしれない。そう考えると、今でもぞっとします。

なお、これらを購入する際には米国株の基礎を学ぶために、投資ブロガーとして有名な たぱぞうさんの本 を購入して勉強しました。

✅ 私が選んだのはVYM

3つの中で最終的に私がメインに選んだのは VYM です。理由は分散性と安定感。

VYMは約500銘柄を対象にしており、他の2つ(約70銘柄)と比べてリスクが低いと感じました。

「高配当株は夢がある一方でリスクもある」と考えられるので、一番バランスの取れているVYMを選択しました。

ちなみに、当時はSPYDも購入していましたが、最終的にはVYMに一本化するために売却しました。

🏦 購入のタイミングと証券口座

購入したのは、楽天証券でインデックス投資を始めてから約2か月後のことです。

そのときにはSBI証券を新たに開設し、SBIコンボ(住信SBIネット銀行+SBI証券+三井住友カードの組み合わせ)を活用して購入しました。

楽天証券ではなくSBI証券を使った理由ははっきり覚えていませんが、たしか ETFの購入手数料が無料だった、あるいは 自動積立サービスが便利だった ことがきっかけだったと思います。

💸 初めての配当金

実際に購入してみると、配当金を受け取る体験は想像以上にうれしいものでした。

まだ少額ではありますが、働かなくても“チャリンチャリン”とお金が入ってくる感覚は、確かに「不労所得」そのものでした。

しかも配当金は毎年増配される可能性もある──この仕組みには感激せずにはいられませんでした。

📌 私の投資方針

このときに決めた高配当株投資における軸は、今も変わっていません。

「キャピタルゲインとインカムゲインの両方が、時間とともに増加する投資商品を購入する」

まとめ

  • 高配当株投資では、まずはETFで分散投資できる商品を選んだ
  • 候補はVYM・HDV・SPYDの3つ
  • 分散性と安定感を重視して、最終的にVYMをメインに購入
  • 初めての配当金は想像以上にうれしく、「不労所得」の実感につながった
  • 方針は今も変わらず「キャピタル+インカムの両立」を目指している
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