💡 はじめに
前回の記事では、2025年4月に起こった「トランプ関税ショック」で、投資歴4年目にして積み上げてきた含み益バリアが危うく貫通しそうになった話を書きました。
今回は、そのさなかで「ただ耐えていただけ」ではなく、逆にチャンスをつかみに行った追加投資チャレンジの記録をまとめていきます。
📉 下落はチャンス──そう思えていた背景
2024年8月〜2025年1月にかけて大きな追加投資をした直後、4月にトランプ関税ショックが到来。
あっという間に含み損転落寸前まで追い込まれたわけですが、その一方で、私は別のことを考えていました。
そう、「株価の下落は追加投資のチャンス」なのです。
今回の下落は、やる気がいつも以上に満ちていました。その理由は2つあります。
✔ 理由①:植田ショックで拾えなかった悔しさ
2024年8月、日銀総裁の発言がきっかけで日本株が下落(いわゆる植田ショック)。
しかし当時はちょうど日本高配当株の銘柄選定中で、実際の購入には踏み切れず…。完全に機会損失。
「次こそは絶対に拾いたい」という思いがずっと残っていました。
✔ 理由②:自分が“下落時に買える人間”なのか確かめたかった
投資界隈で何度も語られる有名な話。
多くの初心者は下落局面で怖くなり、底値で売って高値で買い戻す最悪パターンに陥る
結局のところ、人間は「下がっているときに買う」のが本能的に怖い。
だからこそ、投資家として「そこを乗り越えられるか」が大きな壁になります。
今回のトランプショックは、まさにその“壁に挑戦する試験”のようなものでした。
そして結論として──
私は下落時に追加購入できました。これは間違いなく、ここ4年間でコツコツ勉強してきた成果です。
⏱ 下落は急にやってくる──準備の重要性
YouTubeの両学長もかつて言っていました。
暴落の時は、情報収集している暇はない。自分も買いに走るので、本来は動画なんて撮ってる場合じゃない。
今回のトランプショックでこの意味がよく理解できました。
「株価の下落に気づく → 自分の保有銘柄の下落幅を確認→購入基準に当てはめて数量を決定 → 注文を入れる」
これを短時間でこなす必要があります。
銘柄数が多いほど、判断は指数関数的に大変になります。
私はというと、職場と家が近いので、昼休みに一旦帰宅して自宅PCで購入しました(スマホでやれる準備はしていたけど、初めての下落買いだったので慎重に…)。
📋 私が実践した「下落時の買い増しルール」
2024年8月に作った日本高配当株ポートフォリオの“追加購入版”として、おおよそ以下のルールを用意していました。
✔ 追加購入のルール
- 10〜15%下落した銘柄を追加購入する
- 最大3回に分けて購入する
・2回目以降は、前回購入時と同程度の下落率を満たす銘柄のみ - 購入資金P円のうち、1回で使うのは最大P/3
- 銘柄間の購入比率は下落率で調整
(例)銘柄A:15%、B:13%、C:10%、D:12%下落 → 合計 50(%)
→ 各銘柄の購入比率 = 下落率 × 100% ÷ 50(%)
→ P/3 ×(比率)で各銘柄の金額を決定
(銘柄A:30%、銘柄B:26%、銘柄C:20%、銘柄D:24%)
実際は株価の端数調整などが入ったので、最終的には「ルール+その時の感覚」で調整しました。
投資系YouTuberの共通したアドバイスですが、
底を当てるのは無理。だから数回に分けて買って、当たったらラッキーくらいでいい。
完全にその通りだと思い、素直に従いました。
📈 実際の購入とその後の展開
当時は3日にわたって複数銘柄を買い増し。
初めての下落買いとしては、かなり攻めた動きをしていたと思います。
実はもっと買いたかったのですが、あまり余剰資金がなかったのが少々悔やまれるところでした。
✔ やってみた感想
不快感は多少あるものの、「長期的に配当を受け取りながら株価も伸びるだろう」という事前の銘柄選定の信頼感もあり、予想外にスムーズに買えました。
そして現在──あの下落は完全に回復し、むしろ上昇相場へ。
下落時の買い増し分の利益も大きく伸び、結果的には“勝ち筋の一手”になりました。
…ただし、相変わらず余剰資金をすぐ市場に突っ込んでしまうクセがあるので、現金比率の確保だけは永遠の課題です(笑)
✅ まとめ
今回のトランプショックは、含み益バリアが破られかけるほど精神的ダメージも大きい出来事でしたが、終わってみれば多くの経験値と成果を残してくれました。
投資歴4年目にして、ようやく「下落時に買える自分」を確認できたのは大きな収穫です。
今後も暴落・調整局面は必ず来ますが、今回の経験を糧にチャンスを逃さず、かつ冷静に行動できる投資家でありたいと思います。
次のチャンスがいつ来るかは誰にもわかりませんが、“知識と準備があれば、下落は怖さではなく選択肢になる”
──その実感を得られた回でした。
