💡 はじめに
前回は、投資3年目の「次の一手」として取り組んだ 日本高配当株投資 について、実際にどんな基準で銘柄を選び、どのように組み合わせていったかを具体的にまとめました。
今回は、実際に購入した銘柄についてご紹介したいと思います。
📊 購入銘柄一覧
結論:下記の25銘柄を購入しました。
| 証券コード | 銘柄名 | 業種 |
| 1605 | INPEX | 石油・ガス |
| 2296 | 伊藤ハム米久HD | 食料品 |
| 2914 | JT | 食料品 |
| 3003 | ヒューリック | 不動産 |
| 4502 | 武田 | 医薬品 |
| 5108 | ブリヂストン | ゴム |
| 5401 | 日本製鉄 | 鉄鋼 |
| 6432 | 竹内製作所 | 機械 |
| 8001 | 伊藤忠商事 | 卸売業 |
| 8002 | 丸紅 | 卸売業 |
| 8031 | 三井物産 | 卸売業 |
| 8053 | 住友商事 | 卸売業 |
| 8058 | 三菱商事 | 卸売業 |
| 8306 | 三菱UFJ | 銀行 |
| 8316 | 三井住友 | 銀行 |
| 8591 | オリックス | その他金融 |
| 8593 | 三菱HCキャピタル | その他金融 |
| 8766 | 東京海上HD | 保険 |
| 9069 | センコーHD | 陸運業 |
| 9104 | 商船三井 | 海運 |
| 9303 | 住友倉庫 | 倉庫・運輸関連業 |
| 9432 | 日本電信電話 | 通信 |
| 9433 | KDDI | 通信 |
| 9513 | Jパワー | 電気・ガス |
| 9769 | 学究社 | サービス |
🧮 購入比率
| 業種 | 比率 |
| 卸売 | 15.00% |
| 通信 | 15.00% |
| 銀行 | 10.00% |
| その他金融 | 10.00% |
| その他の13業種 | 各 3.85% |
当初はもう少しディフェンシブ寄りのポートフォリオを目指していましたが、結果的には かなり景気敏感寄り の構成となりました。
⚖️ 全体バランスの概要
| 分類 | 主な業種 | 比率合計 | 性格 |
| 景気敏感セクター | 卸売(商社)、銀行、その他金融、海運、鉄鋼、機械、ゴム、不動産、倉庫・運輸関連 | 約70% | 景気拡大時に上がりやすい |
| ディフェンシブセクター | 通信、食料品、医薬品、電気・ガス、保険、サービス(学習塾など) | 約30% | 景気後退時に比較的堅調 |
👉 景気敏感:ディフェンシブ ≒ 7:3
💹 景気敏感セクター(約70%)
経済成長や資源価格、金利に強く影響されるセクターです。
合計すると「景気循環的セクター」に厚みがあり、上昇局面ではリターンを伸ばしやすい一方で、景気後退時には下落しやすい構造です。
🛡️ ディフェンシブセクター(約30%)
景気に左右されにくく、比較的安定した業績を維持しやすいセクターです。
これらが 全体のリスク緩衝材 になっています。
🏢 商社株に偏った理由
卸売業の銘柄が多いのは、ちょうどその時期に「米国の著名投資家 ウォーレン・バフェット氏が日本の主要商社株に投資していた」というニュースもあり、それに影響を受けた面もあります。
また、当時は金融関連株の調子も良く、「やや勢いに乗った」構成となっています。
さらに、業種で均等分散を意識した結果、日本株市場では自然と景気敏感寄りになることにも気づきました。
日本市場では、そもそも高配当銘柄の多くが景気循環セクター(商社・銀行・素材)に集中しているため、結果的に景気敏感寄りになりやすい構造があるようです。
もう少しディフェンシブ寄りに調整することも考えましたが、ここまでの作業がなかなか大変だったのと、最終的に構成に納得できたため、まずはこの形でスタートすることにしました。
🧩 有名企業中心の安定感
全体的に見ても、選ばれた企業は「日本で誰もが知る超有名・優良企業」が中心です。
前回の記事で紹介したように、銘柄選定基準をかなり厳しく設定した結果、自然と「超成熟企業」ばかりが残りました。
高配当株投資関連の情報を集めていると、どこでも登場する「鉄板企業」がいくつかあり、特に初心者の私は奇をてらわず、まずはそれらを購入するのが最も堅実だと感じました。
⚡タイミングの裏話(植田ショック)
実は銘柄選定の途中で、当時の日銀総裁・植田氏の発言をきっかけに「金融緩和の修正観測」が広がり、日本株全体が一時的に下落した局面(いわゆる“植田ショック”)がありました。
このとき一部銘柄の先行購入を迷いましたが、全体構成が固まっていない段階で動くのは良くないと思い、見送りました。
結果的には、もう少し早く進めていれば…と、少し悔しい思いもしました。
💰 個別株投資の「手応え」
25銘柄も購入するので買い物気分で楽しいですが、それだけ分散投資が効いているとも感じます。
インデックス投資では「日本全体」や「世界全体」を買うイメージで、規模が大きすぎて実感が湧きにくいですが、個別株はほんの数株でも “この企業の一部を所有している” 実感 があり、満足感が全く違います。
その感覚も含めて、今回の個別株投資は良い経験になりました。
📝まとめ
今回のポートフォリオは、結果的に「景気敏感寄りの高配当・大型株中心構成」となりました。
ただし、通信・食料品・医薬品といったディフェンシブ要素も30%ほど含まれており、極端なリスク偏重ではありません。
日本を代表する企業群で構成されているため、長期保有・配当再投資型ポートフォリオの初期形としては、それなりにバランスの良い仕上がりになったと感じています。
今後は、景気局面の変化や金利動向を見ながら、もう少しディフェンシブ寄りに調整する余地もありそうです。
まずはこの「最初の25銘柄ポートフォリオ」で、日本高配当株投資を本格的にスタートしました。
